|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 脱出 : [だっしゅつ] 1. (n,vs) escape ・ 出 : [で] 1. (n,n-suf) outflow 2. coming (going) out 3. graduate (of) 4. rising (of the sun or moon) 5. one's turn to appear on stage ・ 年 : [ねん, とし] 1. (n-adv,n) year 2. age ・ 日 : [にち, ひ] 1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day ・ 日本 : [にっぽん, にほん] 【名詞】 1. Japan ・ 本 : [ほん, もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 本の : [ほんの] 1. (adj-pn) (uk) mere 2. only 3. just ・ 映画 : [えいが] 【名詞】 1. movie 2. film ・ 画 : [かく, が] 【名詞】 1. stroke
『脱出』(だっしゅつ)は、1972年(昭和47年)、西村京太郎の原作を元に、同名の脚本を岡田文亮と共同で執筆した和田嘉訓が監督し、近代放映が製作した日本の長篇劇映画である〔''脱出''、キネマ旬報映画データベース、2012年7月17日閲覧。〕。東宝が配給する予定で製作されたが、同社は本作の公開を見送り、いわゆる「お蔵入り」となった映画作品である〔。 == 略歴・概要 == 和田嘉訓は、前作の『銭ゲバ』(1970年)から2年を経て、同作同様、近代放映での製作で、本作にとりかかった〔。原作は西村の初映画化作品となる。出版早々に映画化権の争奪戦が始まり、何人もの監督たちが西村の元を訪れた。当時世間を賑わせた浅間山荘事件と内容が被るという判断で東宝は本作の公開見送りを決めた。その通達は、主人公が日本を脱出するシーンを撮影するクランクアップの日に横浜港で現場スタッフに言い渡された。しかし作品を完成させる事は許可され、試写は行われた。試写を観た田山力哉はお蔵入りを残念がっていたという。スピードポスターとスタジオメールは作成されたが、本ポスターは作られなかった。しかし昭和49年8月31日から2週間、北海道の札幌日活館で「青春の蹉跌」「妹」との三本立てで上映されたことが確認されている。同作のほかに、西村潔監督の『夕映えに明日は消えた』、小澤啓一監督の『太陽への挑戦』等、東宝が公開を見送った作品は存在する〔『キネマ旬報』第1494号、p.11.〕。 2012年(平成24年)7月現在、東京国立近代美術館フィルムセンターは、同作の上映用プリント等を所蔵していない〔所蔵映画フィルム検索システム 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年7月17日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「脱出 (1972年の日本の映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|